12.言葉
作詞:巖田さゆり
作曲:小澤正澄
目を閉じて見る 私だけの世界
曇り空にかすかに映る 光だけが現實
本當のことに 意味を求めすぎて
光の向こう沈む世界
なにも 言えなくなってた
昨日を洗い流して 心の中に降る雨
ウソじゃないと言えなかった 言葉が痛くて
それでも通り過ぎてく
明日は遠く切なくて
振り向くこと 出來ないまま うつむいて
耳を澄まして 觸る外の世界
見えないこの先の光は 月の側の星たち
並べて見てた 優しい言葉だけを
少しわかったふりをしてた
だけど間違ってたね
あきらめ 迷い 悲しみ
心の中にある聲
「ハイ」と言うの 辛い時に何かが囁く
喜び 希望 ぬくもり
甘えてみたくなる時は
自分自身ウソをついて逃げていた
言葉は何もいらない
心に響く呼吸と
頰を伝うしずくだけが優しく玄く
それでも通り過ぎてく
明日は遠く儚くて
本當のこと 景色さえも かすれていく
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